俺とお前とパワハラと
パワハラの正確な定義は知らないけど、箇条書きにすると3つ。
- 立場が強い人が立場の弱い人に対し、
- 業務指導の範囲を超え、人権侵害となる行為をし、
- 健康被害や職場の生産性が下がること
社員の感覚では、2の時点でアウトだろう。 経営・管理職も同じ考えだろうけど、現実には3が顕在化して初めて問題となる。
つーか、役員が幹部候補生に対して、ムチャクチャなことをやるのは日常茶飯事。でも幹部候補生は文句いわないよね。2の時点では当事者間では合意されてて、よくわからない場合があるんだよな。
さて。パワハラ被害にあったら、どうするか?
転職である。 まず、その会社がクソだから。
市場価値のある35歳までは、それが最善。 問題は市場価値のない35歳以上の社員である。
家族を養う必要があり、転職もできず、耐えるしかない。そのうち病んで、場合によっては自殺してる。
自衛手段は、転職できる市場価値をつけること。 こういうともっともらしい。 でも、そんな力量がある場合、その多くは立場が強い人なのだ。つまり、パワハラする方に回れと同義語だ。
では、どうすべきか? 会社として、何ができるんかね?
まず、35歳未満のヤツがパワハラする場合。
2の時点なら指導。 3なら排除だ。こういうヤツは幹部候補生やお気に入りだろうとも、泣いて馬謖を切れ。別会社でやってけるよ、心配するな。
次に、転職価値のない35歳以上がパワハラされる場合。これが難しい。
若手もコイツらが嫌いだ。経営もコイツらが嫌いだ。 パワハラは許容されてるんだ。 でも、当人は会社を辞めることもできず、ツライ。
人の善意に期待して、内部告発制度を強化するぐらいかな。