べんメモ

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シュガー・ラッシュ:オンラインについて

子どもと一緒に観れる映画なんだけど、オトナ向けだった。

インターネットの世界

インターネットの世界の可視化という意味では、申し分ない。IX や パケット配送はもちろん、WebサービスマルウェアSNSまで2010年代のインターネットが表現されてると思う。

10年経つと古くさくなるはずで、今後、見返すのも楽しみになる。

cisco や netgear があったのは、若干、違和感。 その辺はインフラ屋さんで、彼らが飛び込んだインターネットの世界で目にするものなのかな?という点で

ま、ciscowebサービスもあるし、許容。

ネタバレ

シュガーラッシュをみてたかどうかで、人によっては結末のとらえ方が違うかもしれない。

前作のラルフは、悪役である役割と向き合い、周囲の理解を得て、受け入れたのである。一方、ヴァネロペは、レーサーになりたいという自分の夢を叶えたが、自分の役割とは向き合ってない。

本作は、この点がポイントとなり、シナリオが展開していく。

結末は、普通に観れば、ストンと落ちるんだけど、前作のラルフに共感した人ほど複雑かもしれない。

個人的には、その辺を含めて、2人の出した結論が秀逸に思える。人生、単純ではないよね。

蛇足

ヴァネロペは、草薙素子と重なる。 もちろん、ラルフはバトー。

ネットは広大だわ