べんメモ

ググったことを書くブログ

自分が調べたことは、きっと誰かも調べるはず

プーと大人になった僕 感想とか

子どもと一緒に鑑賞できる大人に向けた映画だった。

残念なところ

私が無知すぎたのかもしれないが、彼らはヌイグルミだったということだ。そして、リアル社会に存在しており、その道理の説明が一切ないのが残念だ。

普通に考えて、100エイカーの森限定にすべき存在た。主人公に会いに抜け出すのは例外として認めてもいいけど、ね。その後、例外が多すぎる。

せめて、抜け出す時のルールがほしい。トイストーリーなら、人に見つかってはいけないというルールがある。また、これがバードマンだったら、クリストファーロビン以外に関与してはいけないはずだ。

その辺が雑すぎて、アカデミー賞がとれなかった気もする。それがなければ、ダントツのアカデミー賞らしい作品だった。

ディズニーとしては、トイストーリーと重なるルールを用いにくく、キッズから大人まで夢を売る仕組み上、バードマン風にはできない。

そんなところかな。

よかったところ

テーマはわかりやすく、主人公が「いま」を生きていないことだ。

それがプーと再会し、少しづつ、いまを生きるようになる。この「少しづつ」が秀逸で、心に刺さる。

いまを生きていくって、難しいのだ。 ぷーはキッカケでしかなく、娘との関係で好転していくのも良い。

だからこそ、単体の映画としてみたら、バードマン的な舞台装置の方が良かったという声があがるんだろう。

涙なしではみれない

自分はいまを生きてるか? そう思うと涙がとまらない。