プーと大人になった僕 感想とか
- 発売日: 2018/12/05
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子どもと一緒に鑑賞できる大人に向けた映画だった。
残念なところ
私が無知すぎたのかもしれないが、彼らはヌイグルミだったということだ。そして、リアル社会に存在しており、その道理の説明が一切ないのが残念だ。
普通に考えて、100エイカーの森限定にすべき存在た。主人公に会いに抜け出すのは例外として認めてもいいけど、ね。その後、例外が多すぎる。
せめて、抜け出す時のルールがほしい。トイストーリーなら、人に見つかってはいけないというルールがある。また、これがバードマンだったら、クリストファーロビン以外に関与してはいけないはずだ。
その辺が雑すぎて、アカデミー賞がとれなかった気もする。それがなければ、ダントツのアカデミー賞らしい作品だった。
ディズニーとしては、トイストーリーと重なるルールを用いにくく、キッズから大人まで夢を売る仕組み上、バードマン風にはできない。
そんなところかな。
よかったところ
テーマはわかりやすく、主人公が「いま」を生きていないことだ。
それがプーと再会し、少しづつ、いまを生きるようになる。この「少しづつ」が秀逸で、心に刺さる。
いまを生きていくって、難しいのだ。 ぷーはキッカケでしかなく、娘との関係で好転していくのも良い。
だからこそ、単体の映画としてみたら、バードマン的な舞台装置の方が良かったという声があがるんだろう。
涙なしではみれない
自分はいまを生きてるか? そう思うと涙がとまらない。