橘玲「専業主婦は二億円損をする」について
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橘玲さんの書籍は好きで新刊が出るたびに読んでる。 ただ、今回の「専業主婦は二億円損をする」は読んでないが賛同できない。
賛同できない理由
まず、現代の女性の大半は、専業主婦になりたいなんて思ってない。男女問わず、宝くじ当たって、会社辞めたいなあという程度に、専業主婦になりたいと思ってるかもしれない。でも、そんなのは本心ではない。
専業主婦の多くは、専業主婦にならざるを得なかったのだ。
周りの専業主婦に聞いてみな。 夫の転勤や夫の育児参加状況、職場の協力具合によって、半ば強制的に専業主婦になってるんだよ。
だいたい本気で専業主婦になりたいと思ってるなら、単価の安いパートなんて、やるわけがない。
広瀬さんは、「日本の女の子の3割が専業主婦になりたがってるなんて、ぜったいおかしい」と思っていて、彼女たちのための「人生設計」の本をつくろうと考えていました。『専業主婦は2億円損をする』あとがき | 橘玲 公式サイト
たった3割じゃん。 そのうち、本気でそう思ってる人って、どんだけよ?
橘玲氏のエピソードの通り、日本社会で仕事と子育てを両立するのってスゴイ大変。それがわかってるのに、なんで、こんなに意識高い系の専業主婦見下し層に同調したタイトルにしたんだろう?
理解に苦しむ。