YKK秘録を読む
面白いよ。
- 作者: 山崎拓
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 単行本
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山崎拓によるYKK結成〜小泉政権までの回顧録。90〜00年代政治をするうえで、資料価値がある・・とかはどうでもよく。
ノンフィクション(?)の青春モノとして面白い。
加藤
政局を読み違えたのが痛い。
ただ、加藤の乱を起こさなかったとして、総裁になれたかというと、どうだろう。
以前から、経世会支配に対して、真っ向勝負を挑んでおり、その結果、危険視されてた。
その結果、暴発せざるを得なかった気もする。
スケールが大きい政治家なのに、勿体無い。
小泉
郵政民営化一本だと政策主体の変人だと思ってたけど。その軸があったうえで、政局に長けてたんだな。そこが一番の驚き。
日テレ 氏家、西武 堤
YKKと会談しまくり。
財界の影響力って、やはり、あるんだな。
小沢
トリックスターだな。
政局の中心にいたのは常に小沢さん。
民進 岡田
ここでも堅物。ハンパない。
森元首相
この人のスゴさがいつも不明。
当選回数?
渡辺美智雄
ミッチーの健康不安がなかったら、また違ったんだろうなあ。
とにかく読むべし
山崎さんの人物像・思想の表現は抑え気味。
イイ人に努めてるような表現だけど、ね。
そのへんは、行動によって評価するしかない。